ひさしぶりの投稿です。
日本にしばらく里帰りすることになり、この記事は実家の勉強机で書いています。
こんなご時世で帰国するにもいろいろと大変な思いをしましたが、ようやく両親に初孫の顔を見せることができました。毎日目じりを下げて息子の相手をしてくれる両親を見ると、本当に帰ってきてよかったと満足です。
息子もすぐになついてくれてジイバアといると楽しそう。イタリアでは3人暮らしだったけど、こちらでは家族が増え彼にも良い刺激になっている気がします。
月齢も10か月を過ぎ、できることがますます増えてきました。つかまり立ちが安定してきたので、10か月の誕生日にはファースト・スニーカーを履かせて公園へ。靴を履いただけで、赤ちゃんからぐっと幼児らしく見えました。
歩き出すのはまだ先だけど、脚の筋力がすごいです。伝い歩きはずいぶん前に始めましたが、今や自分の肩より高いベッドやソファーにもひょいとよじ登ったり、ときどき5秒くらい何もつかまずに両足で立ってみせたりして私たちを驚かせてくれます。
絵本を与えたときの反応もちょっと変わってきました。自分でページをめくるようになったんです。初めてそれをしたのがこの本。先日再会した友人からお祝いにもらいました。ミッフィーちゃんが大好きな友人らしい、可愛らしい図鑑です。
日本語と英語で動物や乗り物、食べ物の名前、それから数字やあいさつなどが載っています。ここに手書きでイタリア語もくわえて3カ国語図鑑にしました。
「これ、おうちにあるね。」とか「これ、持ってるよね。」なんて話しかけながら読み聞かせています。
イタリアへ戻るのは来年夏の予定。それまでにどれだけ日本語を吸収してくれるでしょうか。向こうに持って帰るつもりで、あいうえお や にほんご の絵本も数冊揃えました。どれも素敵なのでいつかご紹介したいです。
あいうえお はよく積木のおもちゃにもなっていますね。わが家にもこんなのがあります。実は私のおさがりなんですが、三十数年のヴィンテージとは思えないほど良い状態で両親が保管してくれていました。
帰国したその日からずっと息子のお気に入りで、両手に一つづつもってたたき合わせたり、口に入れたり、上に座ったり。これがあるといつも機嫌よく遊んでくれます。
同じ木のおもちゃでも、一昔前のものって格段に質が良い気がするのは私だけでしょうか。塗装も剥げなないし、色味もぬくもりがあります。大切な絵本のように、こうして親子で受け継げるのが嬉しい。
それではまた次回まで。のんびり更新になりますがどうぞお楽しみに。
この本について
挿絵 Dick Bruna
出版 2020年 講談社
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