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このブログの人気の投稿

はじめての絵本

本が大好きで、 いつか本にまつわるブログを始めたいと思っていました。 出産をきっかけに読み聞かせをテーマにしようと決め構想を練ること数カ月、やっと最初の投稿を書いています。ブログを書くのは初めてなので少しドキドキ。どんな人が読んでくれるのでしょう。 最初の投稿に選んだ一冊はこちら。先日生後4カ月を迎えた息子に初めての絵本を贈りました。主人公はお月さまと小さな女の子。 折しもその日はお友だちの長男の1歳の誕生日でもあり、街の本屋で目に留まったこの素敵な本をお祝いにしたのですが、夫がとても気に入ったので我が子にも一冊買い求めたのです。 私自身絵本や児童書が大好きで、家には結構なコレクションがあります。どれも乳児には字数が多めですが、時折その中から手に取り早くから息子にも読み聞かせてきました。 でも、この本は初めて息子のために選んだ一冊。 イタリアを代表する児童文学作家ジャンニ・ロダーリの幻想的な物語と、そのちょっと奇想天外な世界観にぴったりの愛らしいイラストが添えられたとっておきのファーストブックになりました。 対象年齢が1歳からなので字数はとても少ないですが、最初のページをめくるといきなりイタリア人の夫にも馴染みのない言葉が。「ロダーリは難しいんだよ」と言いながら辞書を引いて意味を教えてくれました。 教員やジャーナリストとしても活躍していたロダーリは、1970年に児童文学のノーベル賞ともいわれる国際アンデルセン賞を受賞しています。その知的で詩的な言葉選びに、私自身もますますロダーリに魅了されています。 彼の著書はこれまでに一冊日本語訳で読んでいましたが、この絵本の購入をきっかけにイタリアの幼児や小学生を対象とした原文著書を数冊買い求めました。いつかは息子に読ませるため。でもまずは、私のイタリア語学習の教材として。 さて、まだ喃語しか話さない息子ですが読み聞かせの反応はなかなか。親の声を聴きながら目の前でめくられていくページから飛び出す色彩や絵に興味津々。例のお友だちの息子さんもさっそく夢中で読んでくれているそう。 そういえばとある先輩ママが、子供にはいつも実年齢より少し上の対象年齢の本を買い与えると言っていました。これには賛成で、今の息子の月齢には1歳児対象の本がちょうど良い気がします。 繰り返し繰り返し、親子で読んでいきたいと思います。 この本について 題  La ...

はじめて息子が選んだ本

このあいだボローニャには今シーズン初の雪が舞い降りました。すっかり冬本番です。 さて先月、旧市街にある東洋美術研究所に初めてお邪魔してきました。 前回 お話しした図書館の読み聞かせイベントで知り合った日本人のお友達が、ここで日本語絵本のバザーがあると教えてくれたんです。 研究所には例年ボローニャ国際絵本見本市へ日本の出版社が持ち込んだものが寄贈されるのだそうで、今回は書架に並べきれなくなった分を売りに出されるということでした。 一緒に行った息子も会場に入るなりすぐお気に入りの絵本を見つけました。それがこちら。 それも納得、ぐずったときは抱っこして窓から道を行き交う車を見せればご機嫌になってくれるし、おもちゃのミニカーをいつも肌身離さず持ち歩くくらい車が大好きな新・二歳児。 ひと月ほど前からは日本語で色を認識して言えるようにもなったので、シンプルに色分けされた車が登場するこの本は彼にぴったり。案の定、本を開くなり「キイロ、アオ、ブブ!」と夢中でお喋りを始めました。 車の色ごとに、ぱっぱっぱっ、ぶーぶーぶー、と走行音も違います。こんなにシンプルなのに目にも耳にも楽しい本で、0歳の赤ちゃんから読んであげられるおすすめの一冊です。 線のないやさしいイラストはなんだか見覚えがあると思ったら、かつてマリメッコ社でも活躍していたテキスタイルデザイナーの脇坂克二さんによるものでした。 さて、バザー会場の話に戻ります。色とりどりのブーブーの本に飛びついた息子にすかさず私は「この本いいね!買って上げるねー!」と言ってお菓子を与え、その間に他の絵本を物色。 普段は街の本屋さんに連れて行ってもじっとしていないからゆっくり本を選ぶどころかすぐ退散…という調子なので今回も恐る恐る連れて来たのですが、最初に彼の気を引く本が見つかったおかげで比較的ゆっくりお買い物ができたのでした。 「ママ、これ欲しい」とはまだ言えないけど、終始この絵本を手放さなかったので自分から欲しい本を選んだようなもの。これはちょっと記念の一冊になりそうです。 ところで、わが家からボローニャ旧市街は自転車で片道20分ほどの道のり。バスは息子がじっと乗ってくれないので普段のお出かけはいつも自転車です。 でもこの日はとても寒く今にも雨が降りそうなあいにくの天気で、楽しみにしていたバザーも諦めかけていたのですが…なんだか良い本に出逢...

初節句に思うこと

きょう5月5日、日本では子どもの日でしたね。 伝統的には端午の節句ということで、0歳の男の子がいるわが家にとっては初めての日本式の子どものお祝い行事。大したことはできませんでしたが折り紙などで初節句のおめでたい気分を演出してみました。 それにしても赤ちゃんの成長って早いですね。一日単位ではそう変化に気づきませんが、一週間前の彼の様子を振り返ってみると口から発する喃語だけでもどんどんバリエーションが増えてきています。  Da da, aba ba, ubbbb, cha, ta…と、元気いっぱいに大きな声で話してくれる姿は本当にかわいくて、今しか聞けない言葉(音?)だと思うとよりいっそう愛おしいです。 発話の発達に比例して身体の動きもどんどん活発になってきました。早くも生後4ヵ月で寝返りを覚えた彼は、今ではベッド、ソファー、そしてベビーチェアのような狭い面積でも横たえさせた瞬間すぐにくるっと向きを変え、身体を反らせてじたばたするので危ないこと。 おもちゃにも好き嫌いを示すようになり、目下のお気に入りはカラフルな木製のおもちゃとこちらの布絵本たち。初めて与えたときからすぐに夢中になり、口でかじったり手でくしゃくしゃにしたり、大きなものはすぐ身体に絡めてこの通り。本じゃなくてお布団みたいですね。 こうした読むのではなく触る”絵本”というか玩具や、ページの一部がくりぬかれたり音が鳴るように仕掛けてあったりする絵本を英語では sensory book と呼ぶようです。つまりは五感でたのしむ本ということですね。日本語では仕掛け絵本というのでしょうか。 息子はどちらかというとまだ布絵本のほうにに首ったけですが、本として出版されている類のsensory bookもわが家に一冊あって、「なかとそと」の概念について簡単に学べるようになっています。 こういう凸凹のある本は0歳の赤ちゃんの初めての絵本として選びやすいと思います。息子と同年齢のお友だちの赤ちゃんにも別のものをクリスマスにプレゼントしたらすぐに気に入ってくれて、先日会ったときもボロボロになったそれを繰り返し夢中で開いて見せてくれました。 本屋さんに行けば電池で音が鳴るような類の仕掛け絵本も売っていますが、個人的にはあまり好きではありません。赤ちゃんは音の鳴るものに良く反応することを知っていますが、機械的に音が出るおもち...